2016.07.28(木)
安楽死と虐殺の区別がつかない狂人
障害者を刺殺した狂人が言った戯言などで影響される者など
一般の常識ある人々にはいない。
狂人が「障害者はいなくていい」と言ったから、差別が拡がる
のではないかという論調は、一般国民を馬鹿にしている。
あんな狂人に賛同するのは、ネットの中くらいしかいない。
ネットの中は狂人と五十歩百歩だから、無視するしかない。
わしはかつて『ゴーマニズム宣言special差別論』を描いたが、
弱者に対するスタンスは全然変わっていない。
なぜ人が差別をするのかという原理は、あの『差別論』に
描いた通りだ。
弱者が、より弱者を必要とするからである。
右派は弱者に冷たい、左派は弱者に優しい、という偏見は
バカバカしい。
左派が、実は体質的に差別的で、弱者を踏みにじることは
多いのだ。
それは「しばき隊」の中で性的暴行事件が起こって、それを
隠蔽しようとしたことからも分かるだろう。
右派もいろいろで、真の「保守」ならば、弱者を守ろうとする。
「惻隠の情」があるはずだ。
エセ愛国者は右派でもなければ保守でもない。
うっぷん晴らし派に過ぎない。
あの狂人がやったことは「虐殺」であって、「安楽死」ではない。
「虐殺」と「安楽死」の区別がつけられない狂人が、ああいう
事件を起こすのだ。
ネットに嵌り込んだ者は、脳が劣化する。
劣化した脳で大麻などやっていたら、常識が100%崩壊
するのだろう。