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2016.04.25(月)

北海道5区、無党派層73%が野党に投票

 

北海道5区は自民党がなんとか勝利したようだ。
だが無党派層の73%が野党候補の投票したという。
今後も参院選までに自民党の議員の不正や不道徳や
暴言が相次いで、自滅する可能性はある。
それだけに自民党内は議員の自粛を強化し、
「ゆるみ」が見えないように隠ぺいしてくるだろう。
だがそれでも素質として馬鹿という議員が自民党内には
多すぎる。
ボロが出る可能性は大きい。 

自民党の自滅で、野党が勝つという可能性は
大いにある。
せめて参院選でねじれさせておこうと考える国民も
いるだろう。 

しかし問題は、民進党が「アマチュア政治」とは
決別したという印象を与えられるかであって、
先の民主党の失敗はまさに「アマチュア」の失敗だった。
ほとんどの国民は「アマチュアだったな」と思っている
のである。
「白いアマチュア」より「黒いプロフェッショナル」と
国民は思うようになっている。

民進党は自民党との区別をしっかりさせた方がいい。
フランス革命の「自由・平等・同胞愛」のうち、
「同胞愛(ナショナリズム)」は政権交代しても必要である。
国民のほとんどが北朝鮮や中国を脅威と認識して
いるのだから、もはやナショナリズムなき政党には
票を入れられない。
国防は自民党以上にしっかり考えること。 

そして自民党の「自由」を最大限押し進める「新自由主義」
路線から、民進党は脱却しなければならない。
野田政権はマシな政権だったのだが、自民党と大して
変わらない「構造改革・TPP・新自由主義」の路線に
行きつつあった。 

格差社会を是正する「平等」に舵を切るのが民進党の
役割りだろう。
自民党は「自由・同胞愛」、民進党は「平等・同胞愛」と
すれば、対立軸が鮮明になる。 

非現実的な平和主義路線を主張するサヨクに引きずられて、
「同胞愛」なしの「平等」主義に堕した議員が多すぎるのが、
民主党の欠点なのだ。