2016.04.20(水)
意外にもスタッフが『大東亜論』を楽しんでいる
昨夜は生放送の後、スタッフと雑談したが、そこで初めて、
チーフ広井やポカQが『大東亜論』を楽しんでいることを
知った。
彼らは読者より2本先まで読んでいるのだが、岡りなの
キャラクター作りのわしの意図までよく分かっていて、
キャラとしての頭山満の存在感の変化にも気づいていた。
さらにわしの漫画にしては一人称にならず、客観的に
主人公を捉えていること、群像劇になってることなどを、
よく把握している。
18ページにこの内容を入れ込んで、窮屈にならない
ように見せる苦労も分かっているようだ。
さすがに誰より早くコンテを見て、一コマ一コマ、
絵を入れていく者たちだから、読み込みが深い。
スタッフが作品を楽しんでいることは、絵の
完成度にとって重要なので、気分が良くなった。
今年は何としてもスタッフ全員連れて、神戸に取材に
行きたいのだが、暴力団の抗争があってるから
心配でもある。