YOSHINORI KOBAYASHI OFFICIAL SITE | 小林よしのり公式サイト

小林よしのりオフィシャルwebサイト

PROFILE LINK CONTACT
2016.01.06(水)

北朝鮮の核実験を知ったら覚悟しろ

 

北朝鮮が小型化した水爆を完璧に成功させたと言っている。
本当かどうか、まだ分からないが、去年から影響力ある
要人が亡命しているらしく、体制崩壊が囁かれていたから、
金正恩が「我、健在なり」「我、恐いなり」「国内も国外も、
恐れるなり」と自己顕示したかったのだろう。

アメリカに促されて、慰安婦問題で日韓が協調しそうな
按配になったところで、北朝鮮は強硬な武力による
脅しをかける。
呑気に慰安婦「合意」に賛成と言ってる者たちは、
日韓の和解を見て、金正恩が戦争をちらつかせる状況も
喜ばしいか? 

わしは北朝鮮に対してなら、米韓が戦争によって
朝鮮統一すると言えば、賛成する。
シールズやサヨク連中は「戦争反対」と言うだろうが、
対北朝鮮なら、わしは後方支援も支持する。

戦争はやるべき時と、決してやってはいけない時がある。
あらゆる戦争に反対と言う者は、駄々っ子だ。 

イラク戦争は「侵略」であり、失敗するから反対したが、
あの時点でアメリカは北朝鮮の体制転覆を行うべき
だったのだ。
本当に原爆や水爆を北朝鮮が完成させたら、
もう遅きに失した
ということになる。
政府が「断固、非難する」と声明出したところで、
勝手に言っとれでしかない。

朝日新聞は天声人語で、チールズやらサヨクの
市民連合を応援し、未だに安保法制の撤回を言い募り、
「立憲か、非立憲か」の二者択一のイデオロギー対立を
勧めているが、馬鹿くさい。
本音は「護憲か、改憲か」ではないか!
現在の国際情勢を無視して、ニートの勧めを
主張することが、平和を生むはずがないではないか!

北朝鮮に関しては「防衛戦争」の準備が必要だ。
一方、産経新聞が煽っているように、
イランVSサウジアラビアの戦争が起こって、
ホルムズ海峡の封鎖があったとしても、戦争中に
自衛隊を送るべきではない。
石油備蓄の期限切れまでには中東の戦争は終わるだろう。
普段から石油や天然ガスを中東にだけ頼ることのないよう、
輸入先は分散させておいてほしい。 

普段から安全保障の問題は、具体的に想定して、
覚悟を定めておかねばならない。
憲法9条なんか何の役にも立たん!