2015.12.08(火)
林芳正議員はクレバーで安定感がある
昨夜、BS日テレの「深層ニュース」に出たが、
林芳正議員はやっぱり情緒が安定していて、
バランス感覚が良い。
現在の全体主義的な自民党の中で、公の席で、わしと
一対一で話せる議員というのも、なかなかいないだろう。
しかも大臣経験者なのだから、なおさらだ。
宏池会系といえども、軽武装経済重視の今までの路線の
ままということでもないと、林議員が明言してくれたことは
収穫だった。
だとしたら自民党の中では、わしが応援できる勢力なのかも
しれない。
林議員は言論人の役割りと、政治家の役割りの違いも、
よく分かっていて、そこも安心できる。
最近の政治家は、論壇誌やネット言論に接近しすぎていて、
そこが勇ましさを競う劣化につながっている。
しかも嫌韓・反中・従米のコアな支持層を失望させられない
ために、ネトウヨ的劣化を深めていく。
林芳正氏はまだ54歳というから、わしより8歳も下だ。
これから総理の道を目指せる。
昨日の男性司会者も、わしの『東大一直線』を読んでたと
言うし、林氏も同じ世代なのだ。
『東大一直線』の世代が、まだ50代で、これから社会の
上層部に来るのかと気づいて、それが昨日一番の
驚きだった。
その下には、いずれ『おぼっちゃまくん』世代が育つのだし、
『ゴーマニズム宣言』の世代も来るのだろう。
案外、まだまだ希望はあるような気がする。