2015.10.05(月)
国民が唯我独尊を信じる時代になった
JNNの世論調査では、マイナンバー制度について
およそ8割の人が不安だと答え、アベノミクスで景気回復の
実感がないと答えた人も86%に上る。
どの政策も不人気なのに、安倍内閣の支持率は前月より
0・2ポイント上がって、47・3%、不支持率は前月より
1・1%下がって50・7%だという。
安保法制の成立のあとにも関わらず、支持率がじわりと
上昇している始末で、まだ47・3%もある。
デモも世論もすべての逆風が安倍首相の勲章になる。
この事態をどう分析するか?
わしも安倍政権は嫌いだが、ヒステリックに反対を叫んでも、
無駄だということは悟らねばならない。
国民はマスコミや若者デモに煽られて、「反対」に一票
投じてみるものの、その自分の判断を信じてない。
自分が信じられないから、結局、安倍政権を選ぶことに
なってしまう。
リベラル知識人が、自分の力で戦う自信がないからと、
純粋無垢な若者に頼ってみたところで無駄だ。
そんな弱い奴を国民は頼りにしない。
唯我独尊で邁進する安倍首相の方が、学級民主主義より
頼りになると、どうしても思われる。
戦い方を変えねばならない。