2015.09.15(火)
安倍政権の支持率が増えた理由
BS日テレの「深層NEWS」、最後で地が出てしまった。
お行儀よくやるのを止めなきゃならんと思っていたが、
最後にあのメールを出したのは、プロデューサーの判断か、
ディレクターか知らんが、してやられたな。
また恐い人と思われるかもしれんがしょうがない。
最新のNHKの世論調査では、安倍政権を「支持する」が43%、
「支持しない」が39%、「支持する」が上昇している。
やっぱり、こうなったか。
政策を問われると、どれもこれも支持しない・評価しないに
なるのだが、それでも政権の支持率は落ちない。
国会前の安保法制反対デモなんか、何の影響力もないのだ。
むしろ騒ぎすぎて、ああいう感情的な人たちと私とは違うわよ、
という優越感を持つ人々を育てている。
世論は「今国会で成立させるのは良くない」と言うが、安易な
慎重論に過ぎず、真剣に反対と言うわけではない。
むしろ中国の脅威を強調されると、そのうち必要とすら
思うようになるだろう。
国民はヘタレだから。
反対デモは安全保障に対する真剣な「議論」に国民を
巻き込むことが出来ない。
憲法9条護持なら従米しかないと、みんな漠然と
感づいているからだ。
この法案が通った後には、もっとニヒリズムが浸透して、
安倍政権の決断主義に身を委ねる大衆が
増えていくだけだ。
リベラルや左翼は、根源的な戦いになってないのだ。