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2015.08.25(火)

漫画家は公務員ではない

 

スタッフよ、わしは月曜日のブログに、
SAPIO」原稿の締め切りは明日と書いている。

火曜締め切りだから、月曜のうちにわしも原稿を
チェックして、火曜夕方に欄外を渡した。

岸端もライジング配信と重なるので、月曜は仕事場に
泊まり込みで、火曜は朝から一食も摂らずに

やっていた。

岸端は配信した後、欄外を書いたり、ゲラチェックを
進めていただろう。

欄外は毎回、岸端と時浦にだけ渡す。

二人とも書く箇所があるからだ。

火曜1615分に時浦からその文章がメールで
送られてきて、すぐわしはOKを出した。

なのに欄外に書くのを忘れて、帰宅してしまっている。

つい先日はライジング配信の告知を忘れたまま
帰ってしまったので、わしが告知をしたばかりだった。

結婚前はなかった帰宅ミスを何度も繰り返す。

完全に妻ボケだ。

結婚したら、仕事に責任を持たなくなってしまった。

そもそも「SAPIO」の締め切り日は、全員残って
編集者に原稿を渡してから帰宅するべきなのだ。

編集者がチェックして、何かミスがあったら、
描き直さなければならないだろう。

以前はそうやってたが、妻帯者がその原則を
破るようになってしまった。

宇都くんだけが結婚しても変わらないのだが。

来月の「SAPIO」の締め切りを言っておく。

921日(月曜)だ。

そんなに妻子に会いたいなら、締め切りぎりぎりまで
引き延ばして描くのではなく、さっさと描き上げて、

編集者に渡してしまえばいいのだ。

欄外のみ、締め切り日に渡せばいい。

漫画なんかヤクザの商売なのに、サラリーマン化か、
公務員化してしまって、やっていけると思っているのか? 

人間はやっぱり日常に埋没して堕落するから、
新自由主義でいいのかもしれない。

弱肉強食がなければ、人間はダメなんだろう。