2015.06.23(火)
日米地位協定は差別の受容である
「報道ステーション」が日米地位協定の不条理を特集していた。
見事な内容だった。
イタリアにもドイツにも米軍基地があるが、主権は
手放してはいない。
米軍の低空飛行も、日本のように好き勝手にはやらせない。
イタリア・ドイツ当局が米軍機の飛行ルートや時間を
管理している。
米軍との地位協定は対等なのだ。
だが、日米地位協定は不平等協定である。
米軍機の事故があれば、現場は治外法権になるし、
米兵が日本人をはねる交通事故を起こせば、
公務中ということで裁判権が日本にはない。
加害者は米軍に守られて、無罪になる。
日本は主権を手放している。
米国人の日本人への差別を、政治家や外務官僚が、
喜んで受容しているのだろう。
「報道ステーション」よくやってるじゃないか。