2015.06.11(木)
論か物語か?
時々、この国ってもうダメなのかなと思うことがある。
国のことなんか考えるより、個人的な仕事に夢中で
没頭してた方が人生を無駄にしないのではないかと
考えたりする。
あるいは真面目に解を見つけることより、徹底的に
茶化すだけの人になってしまった方がいいのかなとも思う。
『卑怯者の島』の表紙カバーや帯のデザインが出来てきたが、
大人の鑑賞に堪える凄いものになっている。
こういう物語の描き下ろし単行本を、もっと出した方が
いいのではなかろうか?
『大東亜論』も調子いいし、物語回帰に向かってるのだろうか?
しかし以前、『大東亜論』は面白くないから、『ゴー宣』を
描いてくれと言って来る読者もいたが、今はそんな奴は
いなくなった。
連載中の『大東亜論』の感想を描いてくる者が増えた。
だが一方で、次に出す「論」のタイトルと構想を思いついて、
これを出したら変えられるかもと野心が芽生えたりする。
ニヒリズムに堕ちられない性格は面倒なものだ。