2015.04.20(月)
ミス・ユニバース日本代表に感心した
わしはミス・ユニバースには興味がなかったが、
今年の日本代表・宮本エリアナさんは画期的である。
顔立ちがハーフだが、あれは間違いなく
日本人である。
国際化やグローバリズムを意識して、主催者が
選んだのかもしれないが、世界に「国際人」としての
パスポートはない。
日本国籍を有する者は日本人であり、宮本さんの
日本語には、日本人の感覚が宿っているから、
日本人である。
日本で育ったのなら、差別や偏見が煩わしかった
だろうが、それでも日本人特有の謙虚さや、
恥じらいや、公共性が宿ってしまっているから、
日本人になってしまう。
今や日本には、毎年50人に1人の割合でハーフが
生まれているという。
みんな日本語をしゃべり、日本人の共同体の中で、
日本人のマナーを身につけ、日本人として
育っていくのだ。
ハーフが増えることを「民族」に絡める必要はない。
ハーフが増えることを、「多民族国家」になると
勘違いしてはいけない。
いろんな血筋の日本国民が増えるだけである。
外見だけで日本人じゃないと言い張る愚は、
もうやめよう。