2015.04.01(水)
今日が「ゴー宣道場」の参加締め切りじゃ!
出版不況に歯止めがかからないらしい。
文芸春秋はかつて「国民雑誌」と言われた
月刊総合誌で100万部も発行していたが、
今は30万部しか出ていないそうだ。
ここ10年間の雑誌販売部数は半減しているし、
書籍を含む販売額もここ20年で半減し、
急速に市場規模が縮小している。
かつては出版社の売り上げを支えていた漫画も
縮小する一方だ。
ネットが普及してから、国民は本や雑誌を
読まなくなった。
20年くらい前、大人が電車で漫画を読む姿が
みっともないなどと言われたものだが、
今やそんな姿はどこにもなく、あの時代は
漫画と同時に本や雑誌全般が読まれていたのだ。
つまり漫画も含む活字全般に慣れ親しんでいた
時代だった。
日本人は本を読む国民だから、文化的で
素晴らしいと、誇りに思っていたが、
ネットが普及してからは見る影もない。
ツイッターの短文しか読めない若者がごっそり
出てきて、今じゃ文字数がかなり多い
『ゴーマニズム宣言』を読める若者は、それだけで
頭がいいと評価せねばならないだろう。
馬鹿があまりにも増えたから、「罵詈雑言」と
「批評・論理」の区別もつかなくなった。
ヘイトスピーチの問題もその辺の事情が
原因としてあるのではないか?
右も左もツイッターでは「劣化した感情」が
噴き出すだけで、論理が全くない。
活字文化の衰退は、国民の知性を劣化させ、
国家権力の意のままになる羊の群れを
生産するだけである。
そういう時代だからこそ、「ゴー宣道場」のように、
顔を見て議論する場が、絶対に必要である!
「ゴー宣道場」は民主主義の
最後の砦かもしれない。
羊を拒否する者よ、集まれ!!
↓ 「ゴー宣道場」参加ご応募は下の画像リンクからどうぞ!