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2015.03.30(月)

権力とマスコミ、報道ステーションの例

 

報道ステーションは安倍政権に日和ったか?

冒頭から米軍基地の辺野古移設問題を取り上げたが、
特に政権寄りになってはいない。

行政不服審査法が、国が国に適用できるのかという
問題点を突いていた。

古賀茂明の被害者意識丸出しの暴走については、
ニュースと関係ない話をする古賀の暴走を
止められなかったことを、古館がお詫びした。

そして菅官房長官の「事実無根」という言葉を紹介した。

この事件に関してはさらっと流したが、これでいい。

古賀は「菅官房長官が自分をバッシングしているから
降板させられた」と言った。

しかもテレビという影響力のある場で言ったのだから、
「事実無根」ならば、大変なことになる。

証拠は示さねばならない。

政権の言論統制の圧力に屈して、テレ朝が古賀の降板を
決めたと言うなら、その証拠も出さねばならない。

全然、証拠のない私的な妄想話を、ニュース報道を
邪魔してガンガンやって、古館伊知郎や
報道ステーションの信用に傷をつけたのなら
重罪だろう。 

陰謀論で安易に政府批判をしていると、逆に政権側を
喜ばせる結果になる。

自爆攻撃で、敵は傷一つ負わないという
馬鹿な結果になる。

幼稚な反権力では、権力の暴走を止められない。 

だが、安倍首相自らがマスコミのトップや著名人と
会食して、彼らを懐柔していることは間違いない。

それが功を奏している面があって、マスコミは政権批判に
対して、まだまだ手ぬるいと感じる。

この問題は、報道と戦争の問題として、
「ゴー宣道場」で取り上げてみたい。

 

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