2015.03.21(土)
言論の世界が無力化しすぎる問題
例の大作、完全フィクションのクライマックスの
コンテを描いているが、ネームが少なく、
ほとんどコマ割りと絵で見せるページが続く。
絵の迫力で見せるシーンだから、ペン入れしなければ
伝わらないだろうが、それにしてはコンテの段階から
時間がかかる。
まだ明日いっぱいくらいまでかかりそうだ。
忘れていたが、24日(火曜)には、東浩紀氏の
ゲンロンカフェで、宮台真司氏とわしの3人で
討論をすることになっている。
ライジングの配信を済ませて、五反田に
向かわなければならない。
安倍政権の一強独裁時代になって、
言論や議論の意義が益々失われてきた。
安倍首相が「知行合一」などと持ち出して、
議論をする気がないのが見え見えだからだ。
安倍信者は民主主義の基本が議論ということすら
知らない。
ただ粛々と好戦的な国を目指せばいいとしか
思ってない。
集団的自衛権の問題などは、もう改憲も
必要なくなるほど、安全保障の恐るべき
大転換なのだが、国民は危機感ゼロのまま
事が進んでいく。
マスコミもまったく騒がない。
こんな時代に言論の世界はまったく無力なのだから、
あきれ果てる。
東浩紀氏と宮台真司氏には、わしが活を入れるつもりで、
乗り込んでみたい。
そういえば最近、不思議な人が対談の
申し込みをしてくる。
ガンダムの作家が話してみたいと言ってきたので、
まだ先になるが、対談するかもしれない。
25日(水曜)が「SAPIO」の締め切りで、
「ゴー宣道場」の参加申し込みの締め切りは
4月1日(水曜)に迫ってきた。
あと11日だが、「『新戦争論1』と戦後70年」の第二弾、
堀辺正史氏を迎えて、真剣で密度の濃い
議論を楽しもう。
堀辺氏が『新戦争論1』を読んで何を考えたか?
なにしろ武士の視点を聞いてみることは面白そうだ。