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2015.02.03(火)

職業に対する憎悪表現は許されるのか?

 

マスである「大衆」は知識人の屁理屈に騙されるが、
常識を持つ「庶民」は騙されはしない。

自分の感覚、自分の「常識」を信じるからである。

職業に対する憎悪表現はヘイトスピーチではないと、
大衆化した者たちが屁理屈をこねても、
現場を想起すればすぐ嘘だとわかる。

在特会が元慰安婦に対して、「この売春婦が!
しょせん売春婦じゃねーか!男にカラダ売る人生か?
クソ売春婦め!」と言ってもいいのか?

それは、職業に対する差別であり、
憎悪を込めた表現、
明白なヘイトスピーチである。

今ならAV女優や、風俗業の女性に、このような
ヘイトスピーチを投げつける者が出てきたら、
どうする?

わしは「ヘイトスピーチを止めろ!」と注意する。

香山リカは「職業に対する憎悪表現は
ヘイトスピーチではない」と言う人なのだ。

Kと言われる職業や、あるいは公務員にだって、
あらゆる職業を侮蔑し、憎悪して、表現することは
許されないのである。

精神科医という職業にだって、やろうと思えば、
いくらでもヘイトスピーチは出来る。

だが、相手の職業を憎悪表現でおとしめることは、
悪である!

これは「庶民」なら、誰だって「常識」で眉を
ひそめるだろう。

「職業」にならヘイトスピーチは許されるなんて、
完全に常識が狂っている!

憎悪表現は、憎悪表現である!

カウンターの連中も「在特会」と同種類なのだ!