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2015.01.08(木)

BS日テレ「深層NEWS」の討論について

 

昨日はBS日テレの「深層NEWS」という番組に出た。

戦後70年・・日本が進む道は?」というテーマで、
もう一人のゲストが屋山太郎氏なのだが、慰安婦問題、
靖国神社参拝、日米同盟などについて、
親米保守派と真正面から討論したわけだ。

まず、屋山太郎氏はわしの考えとは違う部分があるが、
嫌いな人ではない。

紳士的な人物で、博識な人だが、現在の親米保守の
典型的な考えを持っている人である。

番組は1時間なのだが、実質、討論する時間は45
くらいなので、議論を深めるには限界はあるのだが、
テレビ番組であれだけの時間話せたこともないかも
しれない。

問題はBSでやってるあの番組を見てる人が、
どれだけいるのかわからないということだ。

わしもテレビは地上波だけでもいっぱいあるので、
BSまで見たことはほとんどない。

討論した印象としては、親米保守派は
やはりアメリカを信じたいのだなということ。

わしはアメリカを全然信じていない。

同じ価値観を持っているとも思わない。

東京裁判史観を評価しないところまでは一緒なのに、
アメリカが絡むと、「信仰心」で議論は噛み合わない。

屋山氏はオバマ大統領がアホだからという理由づけで、
都合の悪い部分は切り抜けようとするが、
ブッシュはもっとアホだったし、時期大統領は
ヒラリーになる確率が高い。

ヒラリーはオバマより中国寄りだ。

アメリカの大統領任せで日本の針路を
決めるわけにはいかないのだ。

わしはやはり日米基軸、米国依存には賛成できない。

わしの考えこそが、「戦後レジームからの脱却」である。

安倍首相は「戦後レジームの完成」に他ならない。