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2014.12.24(水)

アイヌ民族がいるか否かの問いは差別か?

 

来年1月に香山リカと「創」でアイヌ問題について、
対談することになっている。

ギャラは要らない。

わざわざ香山リカのスケジュールが開いている
日時に合わせて、わしが出向くことになった。

今日の東京新聞は、在特会などの「差別」と、
「アイヌ民族がいるか否か」の問題を同列に扱う
書き方をしていた。

「アイヌ民族がいるか否か」は学術的にも、
理論的にも、証明してもらわなければ仕方がない。

わしは「差別」は嫌いだから、「ヘイトスピーチ」には
徹底して反対だ。

「アイヌ民族がいるか否か」という問いは、
全然「差別」ではない。

安田浩一氏は在日差別に関する意見には
共感するが、アイヌ問題では理解できない。

アイヌ民族否定論のおかしさを徹底的に
批判する必要がある」と言うなら、
ぜひやってもらいたい。

アイヌ民族の存在を疑っただけで差別者であり
悪人」と言うのなら、そういうジャーナリストは
恐ろしいとわしは思う。

安田氏を全体主義者と断じるしかない。 

わしは「運動」は嫌いだし、「反左翼」の
教条主義も嫌いだ。

ただ真実が知りたいだけだから、「なるほどなあ。
アイヌ民族っていたんだ」と納得させてくれれば
いいのである。

わしは理解したら、今までの間違いを認めるし、
謝罪もする。

「王様は裸だ」と言ってるだけだから、
本当に服を着てるのが見えて、そして確かな
手触りもあれば、自分の読者に
「ごめん、わし間違ってた。真実はこうだった」
と伝えるだけだ。 

アイヌ民族を自称してる人たちを
差別する気などゼロ!

わしは日本国民と思っているから同胞だ。 

わしのこの感覚を一番恐れているのは
「アイヌ協会」だろう。

だからわしの取材依頼を拒否したのだ。