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2014.10.25(土)

長谷川三千子と在特会の関係

 

サンデー毎日に「NHK経営委員と『在特会』」
という記事が出ていて、
「会長が参加動員した集会で講演」とある。

誰だと思ったら、なんと長谷川三千子氏だ。

かつて仲間だと思っていた論客が、
どんどん劣悪な集団とヤバイ絆を作っている。

左翼にもピンからキリまでいて、右翼にも
ピンからキリまでいる。

右も左もピンの方は学ぶべきところがあるが、
キリの方は非常識の見本である。

この「常識」と「非常識」の区別をつける力があるかが、
「保守」の質を問われる分水嶺なのだが。

だが最近は自称保守論壇は、右イデオロギーなら、
キリもOKとなっていて、長谷川氏も
右イデオロギーなら何でもいいやと講演に
出かけていってしまったのだろう。

「愛国」を言いさえすれば非常識も「無罪」
ではないのだが。

 

右イデオロギーの「世間」に、在特会やネトウヨや
暴言タカ派チャンネルなどの連中も混入して
しまっているので、無知な若者が、価値の優劣を
つけられなくなっている状況が危険である。

右イデオロギーの価値相対化が進んだ結果、
長谷川三千子も、橋下徹も、在特会も、
差がわからない状態だ。 

橋下は在特会会長と対談し、10分の口げんかで
終わった翌日、在日が持っている特別永住権を
一般永住権と一本化するべきと発言。

在特会の主張を認めてしまっている。

これでは「在日特権」なるものがあると認めたも同然で、
結局、「維新の会」に潜り込んだ元在特会の
連中に、橋下はすでに洗脳されているのではないか
という疑惑が湧く。

 

「在日特権」はあるのか、ないのか?

自称保守の連中も、長谷川三千子も、
そこを根本的に調べようとせず、せいぜい
ネットのガセ情報で洗脳されてしまうのかもしれない。

いずれにしても、自称保守の知識人が
劣化しているから、右イデオロギー全般が
腐敗している。

わしは、自称保守、右イデオロギーの「世間」から
隔絶した「個人」として、戦う決意を
とっくに決めている。