AKB総選挙、太ヲタと中国票
日曜朝の番組で「AKB48選抜総選挙」1位のまゆゆに、
中国票が大量に入っていたから、それを外せば
指原が勝ってたような説明をしていた。
スポーツ紙もこぞって中国票について報道していたようだが・・・
馬鹿馬鹿しい。
AKB総選挙の票の内実を問うたら、そもそも成り立たない。
あれは一人一票の民主主義ではないのだ。
外国人の票を外したら、今度は国内の太ヲタ票を
外さねばならない。
一人で百万、二百万、いや一千万円ぶち込んで、
アルバイトを雇って投票する太ヲタだっている。
ようするに金持ちのオッサンをヲタにしたメンバーが
上位に入るという、理不尽を内包しているのが
AKB総選挙なのである。
その票数は、確かに愛かもしれないが、
本当の人気ではない!
本当の人気は一人一票でしか出てこない。
そうなると、まゆゆ1位決定の瞬間の、
会場全体の拍手と「まゆゆコール」こそが、
真の民意だということになる。
試しに一人一票で選挙してみればいい。
必ずまゆゆが1位になるから。
NMBが可哀そうなのはそういう太ヲタが少ないことだ。
圏外になったメンバーだって、一人一票なら
圏内に入ってくる子は必ずいる。
総選挙はカネで作った幻想なのだから、
圏外の子も気落ちする必要はない。
太ヲタが逃げたら、一気に順位が下がるし、
太ヲタが付いたら、一気に順位が上がる。
それがAKB総選挙だ。
だからわしは予想なんかしても無意味だと思ったし、
「じゃんけん選抜」の方が好きだし、秋元康が選ぶメンバーが
正しいと『AKB48論』でも主張したのである。
AKB総選挙は、プロレスと思って楽しむしかない。
現実を詮索してはいけないのだ。
しかし、まゆゆの人気は、台湾・シンガポールにも絶大だし、
「大東亜・アイドル共栄圏」を確立できる威力があって凄い!