2014.05.10(土)
集団的自衛権の恐ろしさをわかってない国民
安倍首相が「集団的自衛権」の行使容認について、13日、
政府の有識者懇談会が報告書を提出するのを受けて、
自ら国民に説明するという。
ちょうど『小林よしのりライジング』の配信日なので、
首相の報告終了後、ただちに『ゴーマニズム宣言』だけ
切り離して、「号外」で配信しようと思う。
「集団的自衛権の本質」について書く予定だったからだ。
他のライジングの内容も、もちろん13日に配信する。
重要な内容は「号外」にした方が、読む人が多い。
「集団的自衛権」の問題は、恐るべき問題であり、
日本の国のかたちを変えてしまう問題なのに、
国民はその変化の恐ろしさに全然気づいていない。
どうせ左翼が大げさに言ってるんでしょとしか思ってない。
その辺を見越して、記者会見で安倍首相が
国民を騙すつもりなんだろう。
「中国や北朝鮮の脅威があるから、急ぐ問題なんだよ、
大した変化はないから、限定的だから、
だってこんな例のときは必要でしょ?」
という内容を話すはずだ。
それでコロッと国民は騙される。
「集団的自衛権」は次回「ゴー宣道場」の憲法の議論とも
密接に関わる。
ライジングで、毎回連載で書きたいくらいのテーマだ。
よくこんな重大な案件を安倍の意のままに
させておくもんだよ、国民は。