2014.02.26(水)
「アンネの日記」破りは排外主義か?
「アンネの日記」が図書館で相次いで破られているという事件が
不思議でならない。
300冊を超える被害があるそうだ。
日本では反ユダヤ的な感情が育つはずがない。
ただ、在日朝鮮人に対するヘイト・スピーチを平然と行う
ネット右翼系の連中が出て来た背景もある。
排外主義者が安倍首相の「コアな支持層」だから、
排外主義に対する嫌悪感や、警戒感が薄れてきているのかもしれない。
嫌韓はもはや「憎韓」となり、反中が「嫌中」になるくらい、
敵意がエスカレートしている。
雑誌「WiLL」の新聞広告にも、相変わらず、韓国・中国
そして朝日新聞を敵として憎悪する感情が爆発している。
それが売れるからしょうがない。
消費するまでやるしかないのかもしれない。
お行儀よく抑制していたら、ネットの中で鬱憤が爆発するから
商売で消費する方がましかもしれない。
だが公然と排外主義は拡大する。
そんな中で「アンネの日記」も被害にあったのか?
ネットでの排外主義は「陰謀論」に結びつきやすい。
ユダヤ陰謀論に嵌った馬鹿がいるのかもしれない。
警察は速く犯人を捕まえてほしい。
動機を知りたい。