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2014.02.25(火)

村山談話・河野談話に未来はあるか?第15回

 

村山談話・河野談話に未来はあるか?
第15回 慰安婦裁判、原告第1号・金学順

裁判というものは、時に活動家の「道具」として使われる。

勝とうが負けようがどうでもいい。

とにかく話題作りにさえなればよく、そのためにのみ裁判を利用するというわけだ。

韓国人の元慰安婦を原告として、日本政府に賠償を求めた裁判は
まさにその典型だった。

日韓間の賠償問題は1965年(昭和40)の日韓基本条約で
最終的に解決済みであり

万に一つの勝ち目もない裁判だということを、
訴訟代理人の弁護士が知らないはずがなかったのである。

この「慰安婦訴訟」の原告第1号となったのが、金学順という女性だった。

原告第1号なのだから、さぞかし強力な内容の訴えを起こしたのだろう。
日本軍に強制連行されたとまで主張したのではないか?
…と思いそうなところだが、実は全然そうではなかった。

訴状によれば、金学順は貧困のため小学校を4年で中退、
金泰元という男の養女になり、「金儲けができる」と説得されて
養父に連れられ中国に渡り、
養父と別れて慰安所に入れられた
…となっていた。

実はこれは、戦前の日本でもごく一般的な「娼婦の身売り」のパターンで、
身売りされた娘は女衒(売春業者)の養女という形式を
取ることが多かったのだ。

しかも、提訴以前に市民団体が行なった聞き取り調査では、
金学順ははっきり「実母に40円で売られた」と言っていたのである。

そしてこのことは、訴状には書かれていなかった。

現代史家の秦郁彦氏は、訴訟代理人の高木健一弁護士に
「もう少し説得力のある慰安婦はいないのか」と聞いたところ、
こんな答えが返ってきたという。

「実は私もそう思って韓国へ探しに行ってきた。追加分は良いのばかりですよ」

なんだかこの弁護士が「女衒」みたいだが、
その追加分も似たり寄ったりだったという。

だがそれでも裁判が提訴されると、
それだけでマスコミは慰安婦問題を大きな話題にした。

原告の「説得力」なんか、問題にもしなかった。

「慰安婦訴訟」は、「活動家の道具」の裁判としては、
最も成功した例と言って過言ではないだろう。

戦争論(帯アリ)

戦争論2(帯アリ)

戦争論3(帯アリ)