2014.02.24(月)
「ごちそうさん」の脚本が素晴らしい
毎朝NHKの「ごちそうさん」を見ているが、
俳優たちの魅力や演技が見事。
そして脚本が素晴らしい。
戦時中の庶民の暮らしの変化を描くことで、
左右のイデオロギーを超えて「戦争」というものへの
葛藤を伝えている。
主人公の「食」への愛着が揺るがない視点となる発想がいい。
主人公たちも、戦時体制に翻弄される
当たり前の愚かさから免れ得ない。
その辺の描写が実に上手い。
本来、こういうドラマこそ、子どもや若者に見せるべきだろう。
わしが教師ならこのドラマを教材にして、子供たちに
多くのことを考えさせることが出来るのだが。