2014.02.03(月)
田中卓こそが神武天皇の実在を証明した
田中卓先生の幻冬舎新書
『愛子さまが将来の天皇陛下ではいけませんか』
を読んでいる。
新田均は側室制度がなくても男系継承を維持できると言い、
その理由は「現代医学の進歩」と「旧皇族の復帰」だという。
それでもダメなら「女系を謹んで受け入れる」そうだ。
な―――んだ。
ならば女性天皇・女系天皇の誕生は「国体破滅」とは
信じてないということだ。
田中卓先生はこう書いている。
「私は、女性(女系)天皇ともなれば、国体破滅と
断言する反対派達は、外国にでも亡命するのか、
と思っていたが、そうでもないらしい
(この点が、天皇陛下と御一緒に敗戦を迎え、
国体と運命をともにしてきた私どもとは違う。
少なくとも私どもは、皇統廃絶となれば、
最後の覚悟は決めている)。」
恐るべき学者である。
そもそも神武天皇は単なるフィクションと信じられていた学会で、
田中卓はその実在の証明に挑戦した学者なのだ。
皇統は神武天皇から男系だと男系固執論者はあっさり言うが、
「神武天皇」を歴史の実在人物のように言えるのは、
田中先生の研究があったからではないか!
おまえたちが独自に神武天皇の実在を証明できるのか?
田中卓に依存してるくせに、田中卓を侮辱し、
無知の輩を扇動して運動を起こし、
結果、天皇陛下に多大なる苦痛を与えている
新田均・八木秀次らを絶対に許してはならない!