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2014.01.29(水)

「明日、ママがいない」は面白い

 

「明日、ママがいない」という番組の質問が
『小林よしのりライジング』のQ&Aにいくつも来ていた。

見てないのに答えようがないし、
そもそもわしは子役で泣かされるのは嫌だし、
子役を複数使うのはずるいと思っていたし、
テーマが暗そうで見ないことにしていたのだ。

だがCMスポンサーが全部降りたというニュースを知り、
そんなアナーキーな番組ってあるのかと思い、
昨日、第一話と二話を見てみた。

するととんでもなく面白い!

「半沢直樹」だって「家政婦のミタ」だって
設定は突飛でも訴えるものがある場合は引き込まれる。

「明日、ママがいない」も子供を捨てる親に対する
激しい憤りが子供目線で描かれていて、わしも怒りに震えた。

日頃から、子供を捨てたり、虐待したりする
無責任な親の事件を目にするたびに、ムカムカしてたのだが、
翌日になるとすぐ忘れる。

この番組は社会を含む無責任な大人への怒りを思い出させてくれて、
とてもよく出来ている。

こんな面白い番組のスポンサーを降りるなんて
バカじゃないのか!

抗議する病院など、孤児の関係者が、心配するのはわかるが、
神経質になり過ぎじゃないかな?

世の中、美談だけを強調すればいいってもんじゃない。

子供を捨てなければならない親の苦悩もあるし、
そんな残酷を表出させた社会や政治の罪もある。

だが、捨てられた子供は、そういう大人たちすべてを
告発する権利がある。

捨てた親も、捨てさせた社会や政治も、
やはり倫理的には責められなければならないのだ。

この番組は続ける意義がある!

関係者は挫けるな!

わしは最後まで見るぞ!