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2013.12.10(火)

愛と憎しみを背負うわし

 

わしの著書のレビューに、狂ったように罵詈雑言を書く者がいるらしい。

わしはレビューは見ない。

発売直後は良いレビューもあるらしい。

それは秘書やトッキーが知らせてくれる。

発売から時間が経つと、「荒らし」が跋扈するようだ。

そもそも読者は、愛読者カードで感想を送ってくれるし、
ライジング読者も 新刊の感想を書いてくれるし、
メーリングリストで門弟も書いてくれる。

それで十分だ。

レビューで執拗に罵詈雑言を書く者は、ストーカーと同じだ。

愛情と憎悪は、執着の裏表なのだ。

小林よしのりが彼らにとっては無視できない。

寝ても醒めても、小林よしのりの存在を意識せざるを得ない。

わしが筆を絶ったら、彼らは存在理由を失ってしまうかもしれない。

彼らの生きる活力になっているのなら、わしも頑張らねばならない。

もし、まったく無視されたら、その時は本当にわしも終わりなのだろう。

だが、わしを憎む者の多さは、わしの存在感の大きさを、否応なくわしに自覚させてくれる。

もう60歳だというのに、まだわしに執着する者は多い。

愛と憎しみ、その両方を背負ってわしは今日も描いている。

かちょいい~~~~~~~~~~~~~~~