2013.12.09(月)
安堂ロイド、八重の桜、ごちそうさん
「安堂ロイド」はテレビでやったSFとしては、
相当なレベルに達している。
日曜日のあの時間帯に放映されていたことが
伝説になるような画期的な作品だ。
キムタクが嫌いだとか(わしは嫌いじゃないが)、
大島優子が好きだとか、
そういう個人的趣味を吹っ飛ばすドラマとしての面白さがある。
優子はしかし、狂人が似合う。
狂人の役ばっかりやってほしい。
「八重の桜」は綾瀬はるかという素晴らしい女優を
活かせなかった。
会津戦争までは面白かったのに、
明治になってからが実にしょぼくれてしまった。
脚本が酷い。
歴史観が無茶苦茶だから、あんな情けない筋書きになるんだ。
教育勅語を批判したり、日清戦争まで否定して、
平和主義を唱えたり、完全な左翼自虐史観だ。
自虐史観でもドラマは面白けりゃいいんだが、
つまらないのだからどうしようもない。
「黒田官兵衛」に期待する。
「ごちそうさん」は毎回、感動的なシーンがあって素晴らしい。
幸せな感動があれほど何度も味わえるドラマは初めて見た。
「あまちゃん」で、朝食時に朝ドラを見る癖がついたが、
その後番組とは思えぬ安定感には感心する。
ゆずのテーマ曲も最高だ。