2025.11.26(水)
高市早苗を擁護する者に言っておく。
高市早苗の台湾有事発言で、「米軍が救援に来る」という前提条件は、国内にも、中国にも、世界にも伝わっていない。
「台湾が攻撃されたら、日本は台湾のために戦う」と解釈されている。
ましてや、「救援に来た米軍が、中国に攻撃された」という設定も、伝わっていない。
さらに、米軍が攻撃されても、直ちに、日本の存立危機にはならない。
そもそも日米同盟の毀損が日本の存立危機と思い込んでいるのが属国思想そのもの。
日本は自主防衛体制をつくらねばならない。
そもそも米軍は、台湾有事で、来るかどうか分からない。
さらに米中は蜜月状態で、トランプは「台湾は中国の核心的利益」だと認めている。
集団的自衛権の行使要件について、日本国内での議論が不十分である。
高市早苗は、日本国民に向かって、「台湾有事の際の、集団的自衛権行使の要件」を鮮明にする必要がある。
日中友好条約を結んでいる以上、「台湾のために戦争する」という高市早苗の宣言は、国際法上、違反になる。
中国に屈するのではなく、日本国民に説明する義務が、高市首相にはある。








