どうせあと10年しかない、わしの好きなように描かせてくれ!
9/25[朝食]
*生鮭のカレーソース焼
(セロリ·玉ねぎ·ピーマン·パプリカ·椎茸)
*生麩田楽
*豆腐海苔だれ
*姫ネギおかか
*花豆煮
*もずく酢
*味噌汁(大根·えのき茸)
*とうもろこし御飯(塩不使用)
坂本冬美も歌っていた「また君に恋してる」を作ったビリーバンバンの兄・菅原孝氏が81歳で、肺炎のため、都内の病院で亡くなったという。
14年7月には脳出血で緊急入院し、左半身に麻痺が残ったままだった。わしのケースに似ている。
わしも左手、左唇に麻痺が残ったままだ。
しかし、あと10年は生きられるということであり、あと10年しかないということでもある。
現在、SPA!連載中の『神功皇后論』だけは完成させねばならない。
その連載で、昨日、わしが男性器をモロに描いたということで、ボツになる寸前だった。
今時、男性器なんて、日本各地の奇祭で、神輿に担がれ、女性がペタペタ撫でまわしている。
神社の祭りで、男性器を模した飴まで売っていて、女性が舐め回している。
わしが特に卑猥に描いたわけじゃなく、大らかな古代の恋愛観として、エロチックに描いただけの一本だ。
ギリギリの修正をして、ようやく掲載されることになった。
安堵した。
この章は古代史を揺るがす重要な恋の場面なのだ。
漫画は攻めて描かなきゃならない。
例え、作者が脳溢血で死にかけたと言っても、わしは集中治療室でも、攻めてブログを書いたし、退院してからも攻めて漫画を描いている。
どうせあと10年しかないのだ。
わしの好きなように描かせてくれ!
それがどれだけ凄い作品だったかということが、いずれ分かる。
無駄に扇情的な表現などしてる暇はないのだ。
小林よしのりの活動、表現には、ちゃんと意味がある。
ファンは力いっぱいわしを支えてくれ。
それが無駄じゃないことが、いずれ分かる!