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2013.11.25(月)

「炎上タイトル」はもう飽きた

 

「サイゾー」掲載のわしのインタビュー記事を見たらタイトルに驚いた。

文春報道が真実ならば、わしは河西智美を糾弾する!
と書いてある。

はあ?
わしはそんなことは一言も言ってないぞ!

なんでわしが女の子を「糾弾」しなければならないの?

社長や運営幹部が、アイドルに手を出したら、
もちろん芸能界でもタブーのはずだから批判はする。

だがそれでも「糾弾」はしない。

批判と糾弾は違う。糾弾は断固非難し、追い詰める意味合いになる。

そこまでする意欲はない。

河西智美を「糾弾」するなんて馬鹿馬鹿しい。

誰がそんなことするか!

やっぱり「炎上商法」である。

わざわざ炎上しそうな過激なタイトルや刺激的なリードを使って、
読者の俗情に訴えるのだ。

自称保守系の雑誌も、なるべく刺激的な炎上タイトルを列挙して、
新聞広告に載せ、購買意欲を掻き立てる。

週刊文春や週刊新潮などの一般週刊誌でも炎上タイトルはよく使われる。

ネットの世界でも、この炎上タイトル手法は 散々やっている。

わしのブログを引用するときも、タイトルを変えて、
炎上タイトルにしてしまう。

人の憎悪を掻き立てた方が読む者が増えるからだ。

人を憎みたいし、敵視したいし、いじめたいし、バッシングしたいし、
ぐじゃぐじゃのカオスにしたい者が多い。

しかしこの「炎上タイトル」ブームはいつまで続くのだろうか?