2013.11.05(火)
「在日は宝」って何だ?
「在日は宝」って何だ?
かつて 『ゴーマニズム宣言 差別論スペシャル』(幻冬舎文庫)を
描いたわしとしては、この言葉に得も言われぬ 気色悪さを覚えるのだが、
人々はなぜ何も感じないのだ?
竹田恒泰が講演で「在日は宝」と言ったら、
「目を真っ赤にした」青年が 駆け寄ってきて、握手を求めてきた、
それは在日朝鮮人だったというが、本当にそんな人物がいるのか?
いるのだとしたら、相当にバカだな。
「ゴー宣道場」にも在日はいるが、その門弟や参加者を、
わしは「宝」と思ったことは一度もない。
他の門弟・参加者と同列に見ているし、
熱心に参加して協力してくれる者は、誰でも可愛いと思うだけだ。
ただし、在日の立場からしか見えないことを発言してくれることもあるので、
そういうときは有り難いと思う。
日本人だって、在日だって、有り難い者もいれば、迷惑な者もいる。
在日一般を憎むのも、
在日一般を「宝」と持ち上げるのも、
どっちも差別なのだ。
だから竹田恒泰が在特会を擁護するのは、何ら不自然ではない。
たったそれだけのことも、自分の感受性で掴めない馬鹿どもが、
自称保守には多すぎる。
だからわしは現在の保守派が大嫌いになったのだ。