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2024.11.18(月)

インド版アニメ『おぼっちゃまくん』の感想ですよーー!

 

カンヅメの間、インド版『おぼっちゃまくん』の色付きアニメーションが続々と送られてきていた。
順次、感想を書いていきます。

「お父ちゃまはよーしゃなき人」アニメーション
茶魔の甘えた性格と、お父ちゃまの茶魔に対する「よーしゃなく」厳しい?(甘すぎる)性格が、面白可笑しくシュールに表現された話だ。
諦め癖のついた茶魔を鍛えるため、お父ちゃまから次々と試練が課せられるのだが、茶魔の表情や声がコロコロ変わって、見ていてとても楽しい。
頭にリボンを載せた「おかえリボン」、カマキリを顔につけて走る茶魔、満腹の状態で走って疲れてしまい、道路に横になってしまうポッコリ腹の茶魔が可愛い。
大事な所を亀で隠した「いただきマッスル」は思わず吹き出してしまった。
「老人大車輪隊」や、狭い道に挟まってしまった夫婦の絵も面白い。

「ツンツン大作戦」アニメーション
茶魔が沙麻代ちゃんの気を引くために、わざと冷たくする「ツンデレ作戦」に出るという話だ。
この回はアニマティクスの段階から、かなりキャラの表情も描きこまれていたのだが、アニメーションになって、より背景も鮮やかに描かれて、さらに良くなっている!
沙麻代ちゃんに無理やりツンツンしている時の茶魔の表情と、家に帰って、辛くて泣いている茶魔の落差が激しくて面白い。
教室で「お助け美女軍団」に囲まれている時の、ほくそ笑んだ茶魔の顔もとても良いし、柿野・袋小路・貧ぼっちゃまの三人が背後から感じられる負のオーラにゾッとする表現もめちゃ上手い!
柿野くんたちから沙麻代ちゃんの気持ちを聞いた茶魔が号泣する時も、あんなに何パターンもの「号泣」の表情を描き分けていて凄い!

「秘密を話すぶぁい」(最終テイク)

「小さな秋を見つけた」(最終テイク)
この2本は前回のアニメーションから微調整して最終テイクまでいっているようだ。
問題ないので進めてもらって大丈夫だ。
しかしこの「小さな秋を見つけた」の巻、絵を見ているだけでやけに笑えて、傑作だと思う。