インド版アニメ『おぼっちゃまくん』の感想です。
着色されたインド版『おぼっちゃまくん』のアニメが3本、送られて来た。
やっぱりアニメになると、可愛いし、絵が綺麗だし、見やすくて最高だ。
感想を書いておきます。
◆『応援団に入部ぶぁい』(アニメーション)
茶魔の女装姿・茶魔美がすっごく可愛い!
表情がよく描けているし、ヘリコプターからロープで吊られて動く茶魔や、鼻ホジホジしている茶魔、扇子を両手に猫を応援する茶魔、団旗を振って凶暴な顔をして応援する茶魔などなど、どれも面白く笑える絵になっている。
茶魔の声も相変わらず可愛い。
応援団もよく描けているし、相撲部も出てきたりと、日本ならではの要素が出てくる回になっていて、インドの子供たちにとってはきっと新鮮だろう。
◆『警察犬』のお話(アニメーション)
警察犬になって金メダルを取りたいという、茶魔の発想がそもそも異常で、馬鹿っぽいから、インドの子供たちも笑ってくれるだろう。
金メダルにキスしている茶魔が面白いし、その後、沙麻代ちゃんやお父ちゃまが言う「金メダル」に耳が大きくなって聞き入る茶魔も可愛い。
盲導犬になろうと犬の口と尻尾をつけて登場した茶魔の姿が可笑しくて、思わず吹き出してしまった。
「ゆるしてちょんまげ~!」のちょんまげが、めちゃデカくて面白いし、「あんたの言うことなんか、機関車~!」の機関車姿になっている茶魔も可愛い。
茶魔語が連発してアニメ化されているのが、不思議だ。
どう翻訳してるんだろう?
◆『デコトラ』のお話(アニメーション)
カラーになったアニメーションで見ると、デコトラはなかなか映える。
デコトラに水たまりの水を掛けられ、べちゃーと倒れて全身ズブ濡れになった茶魔が、大きなお尻が桃のようになって「この無礼桃~!」となるはずだが、左上に書かれている下絵では葉っぱも描かれて桃のようになっているが、アニメーションの絵では普通の大きなお尻になっている。
これは桃にはできなかったのだろうか?
デコトラの後ろに描かれている文字が日本語で、しかも書体まで筆文字で表現されているのが凄い。
角刈りで腹巻をしたデコトラ運転手のおっちゃんとのやり取りが可愛いし、おっちゃんの真似をして角刈りになった茶魔が可笑しく愛らしい。
沙麻代ちゃんを元気づけようと一生懸命考える茶魔の可愛さがよく表現されているし、デコトラという文化がインドでもあるのかどうか分からないが、反応が知りたい。