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2024.10.03(木)

『おぼっちゃまくん』の新作をわしは描けるのだろうか?

 

昨日、日経新聞のインタビューを受けた。
若くて聡明な女性記者で、楽しく会話できたが、『おぼっちゃまくん』と小林よしのりについて、どのような受け止め方をしているのかが分かって、いろいろ面白かった。

テレビ朝日の発表で、『おぼっちゃまくん』の新作が日本とインドの共同作業で制作されていると発表されたとき、記者たちが盛り上がったらしい。
なにしろ『おぼっちゃまくん』が30年ぶりに復活して、それが4億の子供がいるインドで視聴率№1になり、現在、作者小林よしのり監修のもとに、日本人の脚本家とインドのアニメーターが、共同で制作進行中であり、来年にもインドで放映されるという展開に、驚嘆の声が上がったらしい。

そうか、30年の時を経て甦った『おぼっちゃまくん』というのが驚きなのか!
もちろんインドで№1なのも、インドで制作されていることも驚きらしい。

わしにしてみれば30年が相当長い年月だったという意識がないし、『おぼっちゃまくん』を完結させた意識もなかった。
続きを描かないままで、あっという間に30年経ってしまったから、来年から『おぼっちゃまくん』の原作を描いておこうとまで思っている。
インドでまたヒットしたら、3クール目の新作をやろうと、野心家の隅田プロデューサーが言い出すかもしれない。

問題は、わしが今、『おぼっちゃまくん』を描けるかどうかだ。
昔の作品を読むと、天才なんじゃないか!と仰天するから、自分との戦いに勝てるかどうか、全く分からない。
どうなるんだろう?