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2024.09.16(月)

インパクトと強化の過程で思い込まれた言葉は治癒できない?

 

メールで議論しても意味がない。
感情が分からないからだ。
「バカだね」と書いたら、バカにされたと思う場合もあれば、「バカだね」を愛着を持ってオデコをピンと弾く気持ちで使う場合もある。
「バカだね」という言葉も、ニュアンス次第だが、メールでは真意は伝わらない。

広島DOJOでは密教はやめたと何度も言って、メールやブログで書いてるのに、まだ伝わってなかったようだ。
最初の「インパクト」が強いと、思い込みが「強化」されていって、なかなか修正が効かない。

「男系固執」だって、そのような「インパクト」と「強化」が原因としてあるのだろう。
「男系が伝統」という言葉が、聞いた本人にとって、それほど「インパクト」があったのだ。
そして20年かかって、繰り返し「強化」された。
伝統なんて考えたこともなかったから、「=男系」で、解決したと思い込み、もはや原理主義と化してしまった。

「民主主義」という言葉も、素晴らしき制度なりと、教科書で習った「インパクト」を、マスコミが「強化」し続けて、疑うことができなくなっている。
学歴秀才であればフランス革命を讃美する思考はもう治せない。
せめて「民主主義は最悪の政治形態である。ただし、過去の他のすべての政治形態を除いては。」と言った
チャーチルくらいまでは相対化して欲しいが。
だが、わしに言わせれば、「日本の戦後民主主義を、民主主義と思い込む学歴秀才につける薬などない」ということになる。