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2024.08.05(月)

インド版アニメ『おぼっちゃまくん』感想

 

インド版アニメ『おぼっちゃまくん』チェック

『警察犬』
「警察犬になって金メダルを取りたい」という茶魔の異常な発想から、警察犬の扮装をして、警察犬と戦い始める茶魔の行動が、アニメになったら、可笑しさが増している。
それが誘拐された袋小路くんを助けに行くという展開に繋がり、シナリオの段階でよくできていた話だが、子供心のある無邪気なお話で、ひたすら楽しい。
「言うとこなんか、機関車~!」で機関車になっている茶魔が可愛い。

『ジュラシッコ Aパート』
わしの原作がアニメーションになるのが楽しみだ。
まずAパートだが、茶魔がスイカの種を貧ぼっちゃまに飛ばすとこが可愛い。

『入れ替わりのお話』(アニマティクス)
茶魔とお父ちゃまが入れ替わってしまい、お父ちゃまが学校で、茶魔が会社で、お互いの振りをする設定が面白い。
振る舞いが完全に茶魔なのに見た目がお父ちゃまというのが、絵になってより面白さが伝わるようになっている。
設定だけで、インドの子供たちも、ワクワクしてしまうのではないかな?

『遅刻のお話』(アニメーション)
茶魔が遅刻して、校門前で、昴田先生と延々とにらみ合うという、非常にシンプルなネタだが、分かり易くて楽しい。
絵が色鮮やかだし、キャラが生き生きしていてインドのアニメーターは命を吹き込むのが上手い。
入れ替わった茶魔とお父ちゃまが一緒に大袈裟に泣いているのも可笑しいし、昴田先生との攻防で描かれる茶魔もいちいち面白くて可愛い。