2024.05.13(月)
まいこさんの「光る君へ」「源氏物語」考察
今朝の「ゴー宣ジャーナリスト」に『「光る君」へと読む「源氏物語」』が掲載されているが、みんなはこれをちゃんと読んでるか?
わしは最初にまいこさんから原稿を受け取って、難しい箇所、心情がいまいち伝わらない箇所などを質問し、反映してもらっている。
古典が苦手なアホなわしでも分かりやすいように書いてもらっている。
まいこさんの連載は、テレビドラマ「光る君へ」と古典文学「源氏物語」の比較、時代的考証の説明、現代人との心情比較など、多角的な視点から書いてあり、こんな書き方ができる人はなかなかいないだろう。
今回の論考で、源氏が「私の顔はどう?」と聞くと、その自惚れを、夕顔がからかう歌で、逆に気を引いてしまう場面など、現代人より機微の細かい恋の駆け引きをするなぁと感心してしまう。
ひょっとしたら現代人の感覚の方が劣化してしまっているのではないか?
最近は皇統問題にしろ、皇室や、一般国民の情感を完全に無視したへ理屈ばっかり流布されているが、そもそも人間の情感を理解できない連中が、血統やY染色体など、完全に無機質な根拠に固執しているのではないか?
まいこさんの「源氏物語」考察で、我々の「情感」を深掘りしようではないか!