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2024.04.22(月)

「ゴー宣DOJO in名古屋」の歴史的意義とは?

 

4月20日の「ゴー宣DOJO in名古屋」は全く予想外の展開だった。
次世代師範はまだまだ一年間くらい実践訓練の期間を経て、モノになっていくだろうと思っていた。
高森、倉持がいない場合、次世代はまだ猶予期間で、その間はわしの独演会気味になるかもしれないと思っていた。

ところがである。次世代が突然、覚醒した。
自然体の喋りで『日本人論』の中で、自分が気になったテーマを抽出し、自分の体験・感覚を交えて、説得力ある感想や見解を、庶民目線で面白く語るので、最初から最後まで、ずっと楽しく、しかも深い議論になった。

これほどまでに深く掘り下げた「日本人の歴史感覚」の議論ができるとは、まさに「ゴー宣DOJO」でしか成し得ないだろう。

「人権」がイデオロギーであることにも気づかず、2000年にもわたる日本人の「歴史感覚」や「文化」の喪失を一顧だにしない「サヨクリベラル」と「ネトウヨ」しか、現在の日本には存在しない無惨さになっている。

「キャンセルカルチャー」は、たった200年の歴史しかないアメリカにおいてすらも、反発心が芽生えたのに、日本では嬉々として受容する者ばかりで、日本人のアイデンティティー喪失はもう絶句するばかりだ。

だが、「ゴー宣DOJO」内部から、日本人の「不文のルール」を意識しようという者たちが覚醒している。
本当はここからしか憲法論議など始まらないのだ。
やっと面白い展開になってきた。
「ゴー宣DOJO」はまだまだ日本の「公論」を形成する重要な言論の場となっていく可能性がある!
それを確信した歴史的な成功だった。