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2024.01.03(水)

神の采配によって人は「挑戦」してみるしかない。

 

新年3日目、昨日はインド版アニメ『おぼっちゃまくん』のプロットを書いていたが、迂闊にすると全部書いちゃうことになるので、全体の骨格と、その回で一番笑えるギャグのサンプルと、オチまでで止めようと思う。
「起承転結」さえ押さえれば、枝葉を書きこんで花を咲かせることは可能だろう。
ギャグの作れる脚本家を育てるやり方をするしかない。

正直、『おぼっちゃまくん』はギャグそのもので笑えなければ作品として成立しない。
これが相当に難しいようだ。
でもその難易度の高い創作に果敢に挑戦してくれる脚本家がいるのだから、育てるつもりでやっていくしかない。

できれば、わしがなるべくたくさんアイデアとプロットまでは書いて、脚本家に渡すという方法の方が、ボツは少なくなると思うが、あまりに本数が多くて、不可能だ。

だが、アイデア&プロットの段階で、これは面白くなると想像できるものもある。
それが外れることもあるのだが、上手く完成することもある。

インドで1番になった前作は、漫画原作があるから成功したが、今度は脚本しかない。文章しかない。
インドの側も絵にしていく作業で想像力が必要なので、大変だと思う。
この難易度の高すぎるプロジェクトをよく実現しようとするなぁと不安になるが、「挑戦」しかない!
場を与えられるのは、神の采配だから、「挑戦」してみるしかないのだ!