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2023.12.15(金)

「公」と「私」について

 

カレーのサイトでこう言っている。
『「ジャーナリズム」や「公」や「義務感」からはほど遠く「怒り」と「笑い」と「仲間意識」で運営しているファンサイトです』
これは嘘である。

カレーサイトがエゴだけで運営されているのなら、第一に『コロナと敗戦/失敗の本質』を238冊も予約してくれるはずがない。
これは大変感謝している。
ちなみにわしもここから何冊か予約した。

「ゴー宣流行語大賞」を引き受けてくれるはずがないし、コロナ関係の記事をずっと上げ続けてくれるのも、「ジャーナリズム」だし、「公」の精神からである。

そもそも「怒り」も「笑い」も、「ジャーナリズム」や「公」に通じているし、「仲間意識」も「公」のためにアンチ・荒らし対策をしているはずである。

わしはひそかに注目しているが「まいこ」さんは相当有能で、引き抜きたいくらいだが、カレーサイトのために遠慮している。
この遠慮も、実は「公」のためになると思っているからだ。

大須賀氏がカレーサイトを手伝っているのも、「公」のためだと思っているからだろう。

「ゴー宣道場」の例を言えば、サイトの動画コンテンツの会員になってくれる人の料金が、運営費になる。
運営費から、会場費や、放送機器経費や、師範やゲストの交通費・宿泊費・ギャラなどを出している。
今年はカネを使い過ぎたので、「ライジング」の収益から回すことになる。
ライジングはよしりん企画の儲けのためにやっているのだが、「ゴー宣道場」もカネがかかるから、そういう発想も仕方がない。
最近は、ボンと総合Pの「コアラ企画」も協力してくれるようになったから、これもありがたい。
「コアラ企画」には儲けて欲しいのだが、まだまだだろう。

「ゴー宣道場」が「公」のために必要ないものなら、自然に資金が枯渇してきて消滅する。
今のところ「公」のために必要だと承認されているから、続いているのだと思う。

総合Pもボンも大須賀氏もまー隊長もケロ坊もゴーも、だふね隊長もしろくま隊長も、名前を上げたらきりがないが、み――――んな「公」のために協力してくれているのであって、中にはほとんど「義務感」か「使命感」でやってくれる人もいる。
「公」の気持ちが強ければ、「義務感」だって働くかもしれない。

愛子天皇を目指すのは、わしにとっては単なる願望ではなく、未来の子孫たちのための「義務感」になっているかもしれない。
それも「公」だろう。