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2022.05.31(火)

この事態の突破には「狂気」が必要である

 

昨夜、笹さんから電話があって、1時間くらい話した。
総合Pのことである。
内輪の話だが、メーリスに本当に馬鹿な文章を書くなと思う。
えらそうに、上から目線で、人を指導してやっているという感覚がプンプン臭ってくるのである。
しかも精神論で説教しているから話にならない。

世の中には、何を根拠に自分は人から尊敬を受けるべき立場なのかということが分かっていない奴らばかりである。
それは「肩書き」だけでは不十分だ。

権威主義者なら、「政治家」とか「専門家」とか「学者」とか「総合P」(わざと入れておく)などの「肩書き」で権威を感じて従うだろうが、権威主義者でなければ、「なんでこいつ上から目線なの?」と思うだけである。

人を啓蒙して成長させてやろうなんて、上から目線になってはならない!
最近世間では、「上から目線」の「マウント・ヒヒ病」とか、「謝ったら死ぬ病」とか、変な病気ばかりがまん延している。

だが、内輪の話だが、総合Pより本気の奴は見当たらない。
総合Pの本気は「狂気」なのだが、自分ですらそれに気づいていない。
わしはこの「狂気」がなければ、男系固執カルトの「世間」を突破できないと思っている。

「優しい共同体」を望む連中は、本気で突破する気がないからだろう。
それはそれでいい。現場第一、日常を大切にしておけばいい。
だが総合Pの狂気はあまりにも貴重で、人格を変えてやろうとは思わない。
わしのデビュー作『東大一直線』の主人公・東大通にそっくりだ。
当時の少年ジャンプで、東大通は嫌いなキャラで1位だったから、総合Pが嫌われるのは仕方がない。

皇室消滅の危機を突破するには「狂気」を持つ人間が必要だと、わしは思っているから、総合Pの「上から目線」の態度や文章を、笑ってみる余裕を持ってくれと公論サポーター諸君には頼んでおくしかない。