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2022.05.19(木)

宮内庁から呼び出された件について

 

わしが宮内庁から都内某所に呼び出されて皇統問題について話した件は、「口止めされなかった」から、人に話していいかどうかを判断できずに悶々としていた。

だが、わしは何かしなければと思い、何人かの政治家と会って、風岡長官と審議官の名刺を見せて話したが、信用はするのだが、事態は動かない。

一度、政治家との交流が多い田原総一朗氏との対談本で話したが、政治家に掛け合ってくれることはなかった。

あれから10年くらい過ぎただろうか?
眞子さまの結婚で、もう「皇室消滅」寸前となってしまったので、藤井聡氏も政治家にコネのある人だからと思い、話すに至った。
西部邁氏は「女系容認」だったから、クライテリオンの皇室特集の座談会はあまりにおかしい。
この雑誌はもう西部氏の思想を継承してないのだろうかと思い、藤井氏と施氏を招き、「よしりん十番勝負」で宮内庁からの呼び出しの話を公開してしまった。

言っておくが男系固執派は、上皇陛下や天皇陛下のこの大御心を知らないのではない。
とっくに知っていても無視しているだけだ。
大御心を知ったとて、彼らは考えを変えない。

わしが宮内庁長官と会ったこと、美智子さまの付箋付き著書を戴いたことを、男系派が知ったとて、陛下への尊皇心がまったくないのが男系固執派であり、天皇は「男系血統を乗せる入れ物」としか思ってないのが「男系カルト」だから、彼らは変わらない。
本物の尊皇心がある人物だけが、大御心を知って、考えを変えるのだ。

本来わしが「錦の御旗」をかざして言論をするのは、良いことではない。
あくまでも議論は論理で行なうものであって、権威にすがってはダメなのだ。
だから、言いたくなかったことを、「皇室消滅」の危機に耐えられずに言ってしまったのであって、拡散されるのは、決してありがたくない。

こういう心情はどうせ誰も分かってくれない。
はたして藤井氏や施氏、あるいはクライテリオンの知識人が、理解してくれるかどうか?
それはまだ分からない。