劣化する時代がわしについてこれない
〇『恋愛論』の感想が来なくなったから、ブログの宣伝告知にトッキーが苦労している。
「FLASH」は部数は少ないし、広告を出すわけでもないから、よしりん企画が自前でブログで広告するほかない。
感想を書いてくれたらありがたい。
〇「ウクライナ戦争論」だが、200ページ描きためたあたりで、単行本で出してもらおうと思っている。
9月が目安だ。
人々がスマホでタテスクロールでマンガ読む時代で、情報量が多すぎると読めない。
昔のように分厚い『戦争論』みたいな本を出したって、もう買ってくれないし、読んでくれないという状況だ。
200ページくらい、文字なし、漫画だけの本にしたい。
ウクライナ戦争は来年も続くのだろう。
2巻目は来年出すことにして、まず200ページくらいの第1巻を9月に出すつもりで、描き進めて欲しい。
もちろん1本は描き下ろしをするので、その余裕も持って、締め切りに追われないように、先に先に描き進めてくれ。
〇最近思うが『恋愛論』ですら、文字ページがあるから、分量が多くて、濃密すぎたのではないか?
そもそも月1連載だから、つい濃密にアイデアやギャグを詰め込んでしまって過剰になる。
ぎっしり詰め込んで楽しませようというサービス精神が、空回りしてないか?
あっという間に一冊読み終える本にしなければ、ダメなのかもしれない。
試しに『ゴー宣』をタテスクロールみたいに、タテコマ割りを多用して描いてみたら、評判がいい。
読みやすいらしいのだ。
これだと8pでは内容が入らないから、2本で1話になってしまうのだが、この方がいいらしいのだ。
〇編集者も意識変革してしてくれないか?
わしの漫画はサービス精神が濃密すぎて、時代がわしについてこれなくなっているのかもしれない。
昔は『戦争論』を何日で読めるか?なんて競争を読者がしてたものだが、その読者だって今や老眼になり、文字が読めなくなってしまった。
時代は軽薄短小にどんどん向かうが、わしは重厚長大に向かっている。時代がわしについてこれない。
わしが譲歩するしかなかろう。