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2021.11.02(火)

4時間睡眠に逆戻りで将来の構想

 

また4時間で目が覚めた。
7時間寝たかったのに、喘息が治ったら忽ち短時間睡眠に逆戻りだ。
目覚めた途端にいろんな思考が入ってきて止められない。

年内に単行本用の『よしりん辻説法』の描き下ろしを描かねばならないので、スタッフは念頭に置いてくれよ。
もちろん「ファクターZ」も進めねばならないぞ。
連載分の締め切りに追われているようじゃ全然ダメだ。
今の仕事に囚われずに将来の布石を置いておくことが大事なんだ。

昨日、ちぇぶからわしのキャリアが45年だとメールしてきた。
自分が生まれる前から先生は漫画家だったと興奮していた。
確かに信じられない話だ。
わしは30年くらいかなと思っていた。
まあ、『東大一直線』が百万部売れて、『おぼっちゃまくん』はアニメになって、『ゴーマニズム宣言』シリーズは一千万部は売れたはずだし、『戦争論』などの後世に残る作品も描いた。

『コロナ論』シリーズは、あのとき漫画家が専門家以上に見ぬいていたのかと感心されるだろうし、将来の本当のパンデミックのときには参考になると思う。

最近、白戸三平が亡くなった。
「サスケ」を少年の頃読んで、少年サンデーで「カムイ外伝」を読んで、「忍者武芸帳」やら、ガロの「カムイ伝」も好きだった。
白戸三平は描くもの描いて死んだんじゃないかなと思う。
赤塚不二夫は全て出し切って、枯れてしまっていた。
石森章太郎も出すものは出し切っていた。
だが手塚治虫はまだ描くものあったんじゃないかと思う。

わしがあと何年のキャリアか知らないが、『ゴー宣』シリーズや『よしりん辻説法』以外にもまだ描きたいものがある。
「ファクターZ」がそのうちの一本だが、これが成功したら、挑戦したい分野がさらに増えてしまう。

さらにそれ以外にも描きたいものがあるので、秘書みなは新たなネット展開を考えて欲しい。
ネットで連載するという手もある。
「ゴー宣道場」の仕事は全てちぇぶに任せて、秘書みなはネット展開に専念するという手もあるな。