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2021.10.02(土)

劣化が止まらない国民の象徴は不可能である

 

皇族には反論権がない。
「それは違う」「それは嘘だ」「それは名誉棄損だろうが」
バッシングに対していちいちそんな反論をしていたら、品位が損なわれる。

不条理なことに、皇族と婚約してしまった人にまで、反論権がなくなってしまう。
小室圭氏がいちいち反論していたら、眞子さまと結婚する人の品位が疑われるという有り様になってしまう。

マスコミと底意地の悪い大衆は、そこを突いてくるのだ。
小室圭をバッシングすれば、眞子さまが苦しむことになる。
だから小室氏をバッシングすることで、破談に追い込み、眞子さまを不幸にしたいのだ。
不幸にした上で、同情するふりをしたいという暗い欲望が大衆の中には潜んでいる。

「反論権のない皇族を誹謗中傷する。皇族の婚約者を犯罪者に仕立て上げようと血まなこになる」
それが大衆というものだ。

「人権が著しく制限された、国民ではない皇族」はやはり奴隷あつかいになってしまうのだ。
大衆の不満のはけ口として、誹謗中傷のサンドバックになってしまうしかないのだ。
大衆にとって皇室への敬意は、奴隷制を維持するための方便に過ぎない。

皇室の方々が、いくらご自身の品位を清浄に保とうと努力されても、国民の劣化は止まらない。
本気で皇室を残したいのなら、根本的な皇室改革をしなければ不可能だろう。
だが、そんな危機感も国民は持っていないのだ。