2021.04.08(木)
子供の「自主休校」7285人の事情
クロ現で子供の「自主休校」についてやっていた。
コロナ禍で7285人の子供が「自主休校」しているという。
主に喘息と心臓病の子だ。
コロナに罹ったら、重症化する恐れがあるので、学校に行けない。
自分の問題だけでなく、咳をすると友だちが怖がるから、学校に行けないのだそうだ。
これは分からないでもない。わしも外出すると必死で咳をこらえている。
咳払いひとつでも人の視線を感じるから、すごくストレスになる。
タクシーの中で運転手に配慮してマスクをしていて、突然咳が出ると、マスクが口に貼りついてきて、もっとむせて咳が激しくなることもあった。
喘息の子供たちは、自分の身の安全と、他人の迷惑の両方を考えて、「自主休校」せざるを得ないのだ。
さらに驚くのは喘息や心臓病の子の兄妹までが、健康体なのに「自主休校」を強いられている。
外でコロナに感染して、それを家に持ち込むと、兄に感染させ、殺す恐れがあると考えるからだ。
とんでもない事態だ。
しかしわしも小児喘息だったから、子供の頃に新コロが流行していたら、学校に行けなかったかもしれない。
咳が出たら白い目で見られる状況に耐えられたかと言えば、わしも繊細だったから、無理だっただろう。
これも新コロを「指定感染症」から外さないままでいる弊害である。
インフルエンザと同等にすれば、咳ひとつで周囲がビクつくようなことにはならない。
根本的に国の政策や、エセ専門家どもの見解が間違っているのであり、コロナ恐怖を煽るマスコミが犯罪的な「インフォデミック」の状況を作り出していることに責任がある。