昨日は最悪の日だった
昨日は最悪の一日だった。
まず「FLASH」の編集者とランチで打ち合わせをしていて、食事が終わり、デザートに移行する前に、マスク着用を要求された。
マスク会食は大阪の話かと思っていたが、東京でもこんな馬鹿なことをやっているのか?
緊急事態宣言の最中も、助けるために通っていた中華レストランだったのに、裏切られた。
コロナ禍であのレストランに行くのは止めだ。
今後、レストランに入るときは、店内でマスクをさせるか否か、確認してから入らなければならない。
店の中でマスクをして喋るのは嫌だ。
午後にはあまりにもショックな連絡があった。
「ゴー宣道場」の新潟にも関東にも影響するので、なんとか対処しなければならない。
新潟の議論の構成を変えるかもしれない。
5月3日は高森氏と倉持氏にプロデュースを任せていたが、これじゃダメだ。緊急事態なので、わしが介入する。
夜に「SPA!」『ゴー宣』を読んでいたら、ネームが3カ所、それぞれ2行づつ脱落しているコマがある!
仰天した。こんなことは初めてだ。
自分のコンテを見ると、ちゃんと修正箇所を矢印で示しているのに、どうやら最終段階で、コンテとの照らし合わせをしていないようだ。
驚くべきことだ。岸端と時浦、そして担当氏と校閲、だれもこのミスに気付いていない。
これじゃ誰も信じられないではないか!
リモートワークの最悪の欠陥が露呈してしまった。
「FLASH」では編集者が2名やって来て、原稿コピーをコンテと照らし合わせながらチェックして、持って帰る。
「SPA!」はリモートワークだから、全部、パソコンの指示のみで済ませている。
わしのコンテすら無視されているから、こういうことが起こるのだ。
ポリコレを怖れて、変な修正案を出してくるより、こういう基礎の基礎をやってくれなければ困る。
今回は岸端を怒鳴りつけて、二度とこんな事態にならないよう、方法論を構築しろと命令した。
単行本ではもちろん修正するし、完璧を目指す。
しかし昨日はろくなことがなかったので、熟睡もできず、朝早く起きて、考えている。
万事順調の日々なんてなかなかないな。
トラブルは常に発生する。