安倍首相は河野・村山談話の見直しを封印した!
安倍首相は河野・村山談話の見直しを封印した。
やっぱりな。
わしがブロマガ『小林よしのりライジング』で書いていた通り。
安倍には見直しは出来ないと単行本『開戦前夜』(幻冬舎)で
予言した通り。
だが真実を言うと、安倍信者のネトウヨからバッシングを受ける。
いくらネトウヨが狂信しようと、安倍には出来ない!安倍はやらない!
安倍は18日の参院代表質問で、従軍(?)慰安婦について、
「筆舌に尽くしがたい、つらい思いをされた方々のことを思い、非常に心が痛む。
私の思いは歴代首相と変わりない。
この問題を政治問題、外交問題化させるべきではないと考えている」と述べた。
慰安婦の証言がいいかげんなものだということは、もう17年も前にわしが
『ゴーマニズム宣言』で徹底的に暴いている。
証言をいちいち検証して、嘘を言っていることも見抜いている。
なんで安倍首相が「非情に心が痛む」のか、わけがわからん。
そんなことを言うから、ますます「性奴隷」なんて言い方が固定化していくのだ。
ウソを言うなよ、安倍首相!
村山談話に対しては、安倍くんはこう答弁した。
「我が国はかつて多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して、
多大の損害と苦痛を与えた。その認識は安倍内閣も同じで、
これまでの歴代内閣の立場を引き継ぐ考えだ」
なんだ、村山内閣と一緒かよ!
安倍のどこが愛国者だ?どこがタカ派だ?
安倍が靖国神社の例大祭に参拝しなかった、真榊を奉納したが、
中国は「真榊奉納は靖国参拝と同じ」と言っている。
もう日本の政治家が靖国神社を見ただけでも、口にしただけでも、
中国はインネンをつけてくるだろう。
安倍は年内に参拝するとこだわってるらしい。
だったら電撃的に参拝するかもしれない。
そうしなければ、自称保守派やネトウヨから愛想を尽かされる可能性があるからだ。
奇妙なことに、自称保守派・ネトウヨは、河野・村山談話の見直し封印より、
「消費税増税」で安倍政権に激怒している。
それこもこれも今の自称保守・ネトウヨ連中は、
安倍が靖国参拝さえすれば、ぜ―――――んぶ許しちゃうんじゃないか?
さあ、ガス抜きとしての電撃靖国参拝は、いつ行われるだろう?