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2020.11.30(月)

集会の自由を縮小する奴ら

 

『よしりん辻説法』コンテが7割がた上がってきて、午後にも完成する。
内容が濃いのに、ギャグもあって、かなりの傑作になりそうだ。

6日(日曜)の「関東ゴー宣道場」には、定員オーバーの応募があった。
会場は広いから十分入れられるのに、コロナ禍だから人数制限せざるを得ず、また赤字になる。
「ゴー宣道場」の経営はコロナ禍のせいでずっと赤字だ。

今日には当選メールが届くだろうが、落選した人は申し訳ない。
諦めずに1月の「オドレら正気か?新春LIVE」か、2月の「ゴー宣道場」に応募してくれ。

コロナ禍では感染を恐れて応募者が減るし、その上、入場人数も減らさねばならない。
コロナ禍の集会は圧倒的に困難だが、憲法で「集会の自由」が保障されているのは、そもそも集会は民主主義の基盤だからだ。
国民が自由に集会ができない国は、北朝鮮や中国など、民主主義のない国である。

日本は今、コロナ禍(実はインフォデミック)によって、集会が困難になり、民主主義が著しく制限されている国になっている。
たかがインフルエンザ以下の優しいウィルスを過剰に恐れて、自ら民主主義を縮小するようでは、国民の資格もない。
そんな中で応募してくれる人たちはまことに勇気と覚悟があって立派である。
そういう人たちがいなければ民主主義は育たない。

ところで安保法制のときに、「民主主義って何だ?」と叫んで、デモをしていたシールズとかいう連中は、今は何をしているのだろう?
コロナを怖れてソーシャル・ディスタンスの日々なのだろうか?
ああいう偽善的な連中を大いに持ち上げていたマスコミが、コロナ禍では、民主主義を縮小させる圧をかけている。
嘘つきが多すぎる!