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2020.10.25(日)

マスクはしないよりした方がいいで済む問題か?

 

インフルエンザ流行時以上の対処をやる必要がない!
これは真理であり、ずっとわしが言ってきたことです。
これからも真理だから繰り返し言うしかない。

マスクを「しないよりした方がマシ」という考えは危険です。
「長いものに巻かれておけばいい」という発想が全体主義に繋がる。
しかも、マスクで「全体主義」をつくって、「個人の自由」を制限する動きがある一方で、手洗いの方が優先順位として上なのに、手洗いをする人が減っているという現実がある。

つまり、マスクは「世間の目」があるからやっているだけで、食事中に飛沫が一番飛ぶのに、外している。
まさか家庭内でマスクをつけるわけにはいかない。
そしてあきれたことに、手洗いは誰も監視してないからやらない。
日本人の感性から、「世間の目」が生き残り、「お天道様が見ている」という倫理観が消滅している。
それがマスクを99.9%つけていても、感染者が減らない理由です。

マスクは感染症の権威もWHOもその効果を認めていなかったのに、日本人に影響されて、世界に拡がってしまった。
これは科学的な現象とは言えません。
日本人の外形的な行動様式をマネても、欧米での感染は収まらないのです。

「人種によってウィルスの影響度が違う」というナショナルな視点を持たない限り、新コロの対処法を誤まるのに、WHOは、「ウィルスは地球市民全員に等しい影響を与える」とグローバリズム脳に冒されている。
そしてWHOを基準にするグーグルは、「オドレら正気か?」の動画を削除する。

ウィルスに対する科学的な態度を徹底的に追及しなければ、感染症の対策にならない。
東大のマネキンマスク研究は科学ではない!
科学を徹底的に追及していって、それが国ごとの伝統とどう整合できるかを考えないと、感染症対策にはならない。

世界中がアマビエの札に頼っているようじゃ、人類は感染症に勝てないでしょう。
『コロナ論2』で描いているので、発売されたら読んでみてください。